十五祭で見た6人の話

8月中に書いていた十五祭の感想をやっっとまとめました。筆を執るのが遅すぎる。

 

 

 

関ジャニ∞15周年のライブ、十五祭に行ってきました。

もともと今回十五祭はチケット運に恵まれず行けない予定だったんですけど、ありがたいことに制作解放席に当たって観られることになって。

制作解放席自体が初めての経験だったからびっくりしたね。本当に存在してたんだ…

 

ライブとか、オタクのイベントが開催されてるとき特有の、駅や会場に近付いていくにつれて「ああ今からこの人自分と同じ所に行くんだろうな…」ってパッと見で分かる感じが好きなんですよ。道行く人が「今日何かあんの?」って聞いてる感じ。あのワクワクする感じがライブ本編と同じくらい好き。

同じツアーグッズのバッグを持ってる人がウロウロしてたり、派手な色した服着てたり。

特に関ジャニ∞のオタクって自担カラーの服着てる率が本当に高い。しかも色が濃ゆい。派手。

 自担カラーの服をまとえるのいいなーとか、うちわ持てるのいいなーと思った。

 

今回のグッズのペンライト、8色に光るんですよ。ちゃんとピンクにも赤にも光る。

小心者がゆえに何色を振ったらいいんだろうって思った。もし赤色を振って、客席にその色を見つけた6人は何を思うんだろうと。6人を困らせたいわけじゃないから。迷惑をかけたくて来たわけでもないから。

赤色を、振っていいのかなぁと思った。

 

でも、会場にはピンク色も赤色もちらほらあって。8色の光が揺れていて。

今はもうピンクを背負う人も赤を背負う人もいないわけで。よく考えたら不思議な光景なんだけど、今回のライブはそういう場面を何度も目にしたなあと思った。

 

今回の十五祭は、会場付近に様々な衣装を着たメンバーの巨大なぬいぐるみが飾られるんだけど(改めて文字にすると謎すぎる)

自分が観に行く前日が、ビースト(村上くん・丸ちゃん・亮ちゃん)だったんですよ。

これは明日狩くるんじゃないかってドキドキした。狩(仮)。ヨシャオ族。横山くん、すばるくん、安田さん、大倉くんでやってたユニット。

3人の狩か、っていう気持ちよりも、やってくれるんだっていう嬉しさのほうが大きかったな。

だって別に違うユニットでもよかったし、それまでのようにコンビで回していくのでもよかったのに。それでも、たとえ3人だったとしても、狩をしようとしてくれたことが、なかったことにしないでくれたのが嬉しかった。

それで当日になったらすばるくんもちゃんといたんだもんなぁ。

本当に、ありがとね。なかったことにしないでくれてありがとう。すばるくんの分もちゃんと用意してくれて、本当にありがとう。

 

 

ライブって何回行っても「本当に今目の前にこの人たちがいるのか?」って思うね。プロジェクターで投影してるんじゃないの?っていつも疑ってる。その度に目の前で動いてる……と生まれたての赤ちゃんを見ているかのような感情を抱いてしまう。

いつも画面越しで見てるアイドル、生きてる。

 

最新ver.の∞ o’clockとか、一秒キスとかEIGHTPOPとか、これを生で観られる日が来るとはって曲を歌ってくれるのが周年ライブの良いところ。

歌われるのを熱望されていたCrystal月曜から御目かしもオシャレでスタイリッシュでよかった。

ローリングコースターTokyo holic勝手に仕上がれあたりはさすが盛り上がる。関ジャニ∞の曲ってコールとか一緒に振りをやることも多くて、それについていけたらすごく楽しい。アンコールでやった前向きスクリームとか、会場全体で盛り上がれるからセトリ落ち知らずだなあと思う。

とまあなんとなく大体のセトリに触れつつ。

 

一番生で観られて嬉しかったのはアイスクリームかな。かわいくてすごく好きな曲の一つなので。CMに出演してるからチョコモナカジャンボ型のマイクだったのもかわいかった。ヤンマーの2人、平和な感じでとてもかわいい。

チョコモナカジャンボといい、アコースティックコーナーでDay Dream Beliverをやったことといい、外でのお仕事がライブにも繋がっているのがかっこいいよね。あのセブンのCMで流れてる例の曲を関ジャニ∞が歌う日が来るとはって感じだった。

すごいグループなんだなと改めて感じた。

そんなすごいグループでありながら、ラブスタグラムとかいう謎の企画もやってくれるんだから最高だね。キャンジャニ要素もあったしね。曲はやってくれませんでしたけど…。ちょっと今また女装で踊るのはアレやけど、企画で着といたらええやろ!それでメンバー同士が絡めば喜んでくれるやろ!みたいな雑さを感じるファンへの愛いいですよね。

途中の映像とか何見せられてるのかな…?って感じでよかったですね。顔のよい人たちがわちゃわちゃしてるのを見るのは健康にいい。

 

 

涙腺がぶっ壊れてるので基本的に何もなくても泣くんだけど、一番泣いたのはここにだったな。やっぱり関ジャニ∞にぴったりの曲だなあと思った。

 

私はずっと、この曲をちゃんと聴くことができないでいた。

テレビで歌っている姿はもう何度も見たけど、CDも買ってスマホに入れたけど、結局自分の意志で聴いたことは一度も無くて。やっぱり6人の始まりの曲だから。それを聴く勇気がどうしてもなくて、聴かないままにしていた。

 

それが、十五祭が始まる前に、音楽番組の生放送で「ここに」を歌っているのを見て。

それも確か久しぶりに出た生放送で、6人が楽しそうにガチャガチャやりながら歌ってて。

その姿を見たとき、私は初めてこの曲を歌う6人のことを愛しいと思った。

 

それから改めて、初めて自分から、スマホの再生ボタンを押して聴いてみて。

やっぱりいい曲だな~と思ったし、WANIMAすげ~~と思った。単純に一つの曲として好きだな。ありがとうWANIMA。

 

 去年、それこそ札幌初日、「ここに」が本当の本当に初披露の新曲だった日。

私はその場にいて。まあずっと泣きっぱなしだった。正直ただただ嬉しいと喜べはしなかった。本当に申し訳ないけど。

その時はまだ6人の関ジャニ∞を飲み込めてなくて、なのに置いていかないでって、そう思ってた。

でも、今回の十五祭は違った。

眩しくて、みんなアイドルで。やっぱりこの曲が好きだと思ったし、この曲が6人のスタートで本当によかったと思った。まだ切なさも寂しさもあるけど、もう前とは違うように感じた。

 

ずっと「また逢えたら歌おう」に重きを置いてた。今も、いつかそんな日が来たらいいなぁと思うけど。今一番響いたのは、「浮き沈み ある方がいい」「どこかの誰かじゃなく君に届け!!」だったな。ちゃんと私に届いたよ。6人の声、6人の姿。

 

みんなでHey!って言うの楽しかったなあ。会場の真っ白の照明がすごく眩しかったのを覚えてる。物理的にも、きっと気持ち的にも。眩しいステージだった。

 

村上くんの「この先の不安なら四六時中」の四六時中~の歌い方がすごく好きなんですよ。歌上手いよね…。

不安を抱えたまま、それでも6人で走り出してくれてありがとうね。かっこいいよあなたたちは。あのときは一緒に走り出せなくてごめんね。

 

 

十五祭本当に楽しかったな。楽しいライブだった。行ってよかった。

去年のライブよりも、ちゃんと「6人」を見れた気がした。

グッズには8色あるし、過去の映像もたくさん流れるし、いろんなところに8人の姿があるんだけど、GR8ESTよりも6人の色を感じた。

それはつまり、「何人であっても関ジャニ∞」ってことなのかもしれない。

 

去年はやるしかないって全身でぶつかってた感じだけど、今年は6人で戦ってる感じで、あれから一年経ったんだなぁ…と思った。本人たちも、自分も、変わったってことなのかな。GR8ESTのパンフレットで村上くんが「今の関ジャニ∞に必要なのは、時間かな」と言ってたけれど。やっぱり時間が解決するっていうのはあるんだな…

 

十五祭を観て、過去を振り返らずに前だけを向くのはまだ難しいけど、前を進む彼らを大手を振って応援できるなあと思った。

どんどん前に進んでいってほしい!と心から思えた。去年はおいていかれる感覚のほうが強かったけど、今はどんどん置いていってほしいと思う。こんな一介のオタクには構わないで、みんなはどんどん前へ進んでほしい。

本当に、みんなキラキラでかっこよくて、最高にアイドルだったよ。 

 

 

 

この感想を書いていた8月と今では、状況が変わってしまったけど。

私はハッキリ言って、この一年間6人の関ジャニ∞のファンを全力でしていましたと胸を張って言うことはできない。

けど、十五祭に行けて本当によかったと思っている。私があの日この目で見た6人の関ジャニ∞は、間違いなくかっこよかった。

去年の分も、6人のライブを生で観られてよかった。本当にすごいライブだったよ。すごく楽しかった。

 

あのとき6人で走り出す決断をしてくれてありがとう。一年前は言えなかったことを、今はそれだけを伝えたい。